たまプラーザは田園都市線沿線で屈指の高級住宅街です。
中でもテレビドラマ「金曜日の妻たちへ」で話題となった美しが丘は、1980年代、金妻ライフに憧れた女性から、住みたい街として圧倒的な支持を受けました。
一方で、たまプラーザには高級住宅街やオシャレな商業施設だけでなく、駅前には普段使いできるスーパーケットや商店街もあります。
この記事では、たまプラーザ駅周辺の商業施設とカフェ、そして美しが丘の高級住宅街をご紹介します。
たまプラーザ駅
1966年に開業した東急田園都市線のたまプラーザ駅。
吹き抜けの天井とガラス張りの壁面が特徴的な駅舎は、社団法人鉄道建築協会による鉄道建築協会賞の作品部門で最優秀協会賞を受賞したほど、オシャレ感が漂う駅です。
たまプラーザ駅周辺
2007年に行われたたまプラーザ駅周辺開発によって、周辺の商業施設はリニューアルされました。
たまプラーザ駅周辺の商業施設と商店街をご紹介します。
たまプラーザテラス
「たまプラーザ駅周辺開発計画」によって生れたたまプラーザテラス。
2007年にサウスプラザがオープンし、その後ゲートプラザ、リンクプラザ、ノースプラザが順次開業。
2010年に「たまプラーザテラス」としてグランドオープンしました。
たまプラーザテラスには、アパレルからマクドナルドまで幅広い業種のテナントが入っています。
東急ストア
たまプラーザには普段使いできるスーパーマーケットもあります。
1982年にたまプラーザ東急ショッピングセンターとして開業した、東急ストアたまプラーザテラス店。
地下一階のスーパーマーケットでは、毎日の暮らしに欠かすことができない生鮮食料品が買えます。
たまプラーザ中央商店街
たまプラーザで唯一の商店街、たまプラーザ中央商店街です。
たまプラーザは、ロンドン郊外の田園都市をモチーフに整備されたため、商店街も道幅が広く高層の建物は建っていません。
たまプラーザ中央商店街にはチェーン店や居酒屋、食料品店はほとんどありませんので、商店街特有の活気や騒々しさはなく、歩いている人も30代から50代のオシャレな雰囲気の人たちが多いです。
美しが丘の高級住宅街
たまプラーザの高級住宅街は、駅の北側の美しが丘二丁目と三丁目に広がっています。
美しが丘二丁目
たまプラーザ駅から5分ほどの場所にある高台のマンション群。
美しが丘二丁目は以前、元石川郵政宿舎や大企業の社宅があった場所でしたが、社宅は売却され、民間マンションが建設されました。
美しが丘1丁目から5丁目には12,000世帯、27,000人の方が暮らしていますが、中でも美しが丘二丁目は最も住人が多いエリアです。
美しが丘三丁目
瀟洒な戸建ての住宅が建ち並んでいる美しが丘三丁目は、1980年代に、金妻ライフに憧れて、たまプラーザに引っ越してきた人たちが、今も暮らしている高級住宅街です。
バブル期には美しが丘三丁目の戸建て住宅は1億円を越えましたが、30年以上経過した現在も、その価値は落ちていません。
当時、たまプラーザに引っ越してきた人たちは核家族が多かったため子どもはすでに50歳前後になり、今は老夫婦二人だけで暮らしている人が多いようです。
美しが丘三丁目は、たまプラーザで最も高齢化率が高く住人の43%が65歳以上です。
クルドサック
美しが丘の住宅街は、自動車が行き来できないよう車道の先が遊歩道に変わる「クルドサック」を取り入れています。
クルドザックの場所は自動車は通り抜けできませんが、Uターンできるように車道がサークル状になっています。
美しが丘公園
美しが丘の住宅街にある美しが丘公園。
大型遊具やログハウスがある美しが丘公園は近所の子どもたちの遊び場になっています。
美しが丘のカフェ
美しが丘公園の周辺にある人気のカフェをご紹介します。
WISE Living Lab
美しが丘公園に隣接しているさんかくBESEは、たまプラーザの情報発信基地になっている施設。
さんかくBESEには子育て世代の女性に人気があるカフェレストラン、WISE Living Labが併設されています。
Cavollo Cafe
Cavollo Cafeは薪窯で焼き上げるピッツァと、こだわりのパスタが人気のカフェ。
ピッツァはテイクアウトもできます。
BARIETA
BARIETAはサンドウィッチがテイクアウトできる美しが丘で有名なパン屋さんです。
BARIETAでサンドウイッチをテイクアウトして美しが丘公園でピクニックが楽しめます。