【国分寺の観光スポット】お鷹の道から姿見の池まで国分寺の見どころ巡り

観光地

武蔵野台地と国分寺崖線の恩恵を受けた国分寺市には、お鷹の道や真姿の池などの観光スポットが多数あります。

また、国分寺には国の史跡に指定されている武蔵国分寺跡や、鎌倉時代の古道など歴史的な見どころも点在しています。

この記事では国分寺市の観光スポットをご紹介しますので、散歩や日帰り観光にお役立てください。

国分寺 おすすめの観光スポット巡り

1.西国分寺駅下車

2.お鷹の道

3武蔵国分寺公園

4.武蔵国分寺

5.姿見の池緑地

お鷹の道

国分寺崖線の湧水が集まり野川にそそぐせせらぎの小径 お鷹の道は国分寺の観光名所です。

350m続く遊歩道沿いには真姿の池と湧水群をはじめ、観光客向けの休憩所や飲食店もありますので、のんびりと散策や観光が楽しめます。

お鷹の道は西国分寺駅南口から徒歩10分の場所にあります。

お鷹の道の見どころ

真姿の池

真姿弁財天にある真姿の池は東京都の名湧水57選に選ばれている湧水池です。

その昔、不治の病に苦しんでいた女性がこの池の水で身を清めたところ、病が癒え元の姿に戻ったとの言い伝えから真姿の池と呼ばれるようになりました。

お鷹の道の周辺には、国分寺崖線の湧き水が集まり野川へと注ぐせせらぎが流れています。

野菜の直売店

真姿の池の周辺には、糸萬園、本多園などコクベジと呼ばれている国分寺で摂れた野菜と果物を販売している直売所が軒を連ねています。

ライトハウス

国分寺の旬の野菜を使った天ぷらうどんが人気メニューのライトハウス。

ライトハウスにはカフェも併設されていて、観光客と地元民との交流の場になっています。

おたカフェ

湧き水で入れたコーヒーが楽しめる史跡の駅「おたカフェ」は無料で利用できる休憩所になっています。

おたかの道湧水園

歴史的建造物である市重要有形文化財の長屋門が特徴的な湧水園は、国分寺の観光名所のひとつです。

入園は有料ですが、園内では武蔵国分寺跡資料館や七重塔の模型を鑑賞できます。

武蔵国分寺公園

運動やお散歩など国分寺市民の憩いの場所として利用されている武蔵国分寺公園には、ベンチやパーゴラが備わっていますので、観光の合間の休憩やピクニックにおすすめの場所です。

武蔵国分寺公園には、武蔵の池や武蔵国分寺井戸など歴史的な見どころがあります。

武蔵国分寺

鎌倉時代に再建された武蔵国分寺は国分寺の観光名所です。

武蔵国分寺には楼門、仁王門、薬師堂など歴史的な建造物の他、先代の住職が植栽した植物が鑑賞できる万葉庭園など見どころがあります。

武蔵国分寺跡

奈良時代に創建され、鎌倉時代に焼失してしまった武蔵国分寺の跡です。

政治の混乱や社会不安が続いていた国内を仏の力で安定させるために、当時の聖武天皇は、諸国に国分寺の建立を命じました。

武蔵国ではこの場所に僧寺、そして西側には尼寺が建設されました。

芝生が広がる武蔵国分寺跡は近隣の方の憩いの場所として利用されています。

武蔵国分寺尼寺跡

武蔵野線の西側にある武蔵国分寺の尼寺には、10名程度の尼僧が暮らしていたと考えられています。

当時の史跡はほとんど残っていないのですが、尼子の住まいだった尼坊の石と塀は国分寺の見どころの一つです。

伝鎌倉街道

伝鎌倉街道は、鎌倉から物資を運ぶために群馬、長野方面へ整備された重要幹線でした。

武蔵国分寺尼寺跡から西国分寺駅へと続く崖線を切り通した120メートルの道が、伝鎌倉街道の鎌倉上道として残っています。

姿見の池緑地

姿見の池と恋ヶ窪用水を眺めながら散策が楽しめる姿見の池緑地は、西国分寺駅から10分ほど歩いた住宅街にあります。

緑地保全地域に指定されている姿見の池緑地は国分寺の観光スポットとして人気があります。

姿見の池

鎌倉時代、宿場町だった恋ヶ窪の遊女が、朝な夕なに自らの姿をこの池に映して見ていたことからその名が付けられた姿見の池は、武蔵野の里山風景に囲まれた静かな場所です。

姿見の池にかかる木道からはオシドリやカルガモなど池で泳ぐ鳥たちを観察できます。

恋ヶ窪用水

国分寺市重要史跡に指定されている恋ヶ窪用水は、昭和40年代まで国分寺の田畑を潤す水として利用されていました。