武蔵小杉には何がある? タワマンから飲み屋街まで武蔵小杉駅周辺を徹底紹介

拠点市街地

武蔵小杉と言えばタワマン群をイメージする方も多いと思いますが、武蔵小杉にはタワマンだけでなく、女性に人気がある商業施設や個性的な飲食店、そして飲み屋がひしめき合う路地裏など、駅の周辺には魅力的なスポットがたくさんあります。

この記事では武蔵小杉駅周辺の街の様子をご紹介します。

武蔵小杉駅

JR南武線、横須賀線、湘南新宿ライン、東急東横線、東急目黒線が乗り入れをしている武蔵小杉駅。

武蔵小杉からは品川や渋谷、新宿、池袋など都内の主要駅に乗り換えなしでアクセスできます。

こちらは南武線の改札です。

5路線が乗り入れている武蔵小杉駅の現在の課題は混雑の緩和です。

昼間でも南武線から東急への乗り換え客で駅のコンコースは人通りが多いのですが、通勤通学の時間帯は電車に乗り遅れることもあるそうです。

JRでは臨時改札口や動く歩道を設置して混雑の緩和に努めています。

新南改札口は混雑緩和のため2018年に新たに開設されました。

武蔵小杉のタワーマンション

武蔵小杉駅の中央口を出て、タワーマンションが建ち並ぶエリアからご紹介します。

実は武蔵小杉という住所はなく、タワマンが建ち並んでいるエリアの住所は川崎市中原区新丸子東です。

駅前は小さなロータリーと2014年に開業した商業施設 ららテラスがあるだけの地味な風景なのですが、その先には、住みたい街として女性から高い支持を受けているタワマン群が広がっています。

武蔵小杉のタワマンエリアは、かつて自動車や電機などの工場が建ち並ぶ工業地帯でした。

その後、UR都市機構を中心とした都市型住宅の開発計画がスタートし、工場の跡地にはタワーマンションが建設されていきました。

武蔵小杉のタワマンで最も高さがある203メートル、59階建てのパークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー。

47階建てのパークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー。

武蔵小杉のタワーレジデンスの敷地には、緑地や公園も整備されています。

市ノ坪は武蔵小杉周辺で最初に宅地化が進んだエリアで、現在も市ノ坪の交差点から南武線の平間駅にかけての府中街道沿いには住宅が建ち並んでいます。

中原街道を越えた先にもタワーマンションが密集しています。

2008年に入居が開始された、ザ・コスギタワー。

武蔵小杉のタワーマンションは外観はもちろんネーミングに圧倒されます。

武蔵小杉で最初のタワーマンションは、現在のタワマンエリアではなく南武線の北口に建設されました。

横浜正金銀行(現在の三菱UFJ銀行)のグラウンドと駅があった場所に建設された武蔵小杉タワープレイスが、武蔵小杉で初のタワマンです。

武蔵小杉のオシャレスポット

東急東横線の南口は武蔵小杉で最も賑わいがある場所です。

東横線の線路沿いは昔、場末感のある飲み屋街でしたが、再開発によって駅前広場や商業施設が整備され、若者やカップル、親子連れが集まるオシャレなエリアになりました。

商業施設とレジデンスが一体化したコスギサードアヴェニュー。

コスギサードアヴェニューの周辺にはイトーヨーカドーをはじめ、魚屋さんやお総菜屋さんなど普段使いできるお店もあります。

東急の高架下には、おしゃれな飲食店が軒を連ねています。

洋風居酒屋やカフェレストランなど個性的なお店が並ぶグルメストリートは、家族連れやカップルで賑わっています。

武蔵小杉の飲み屋街

センターロードと呼ばれている武蔵小杉駅前通り商店街は、武蔵小杉周辺が工業地帯だった頃、従業員の社交の場として栄えた通りです。

50メートルほどの商店街には、飲み屋さんがびっしりと軒を連ね、昼呑みを楽しんでいるお客さんもたくさんいます。

武蔵小杉駅周辺の飲み屋街はセンターロードだけです。

武蔵小杉の再開発エリア

武蔵小杉駅の西側では、日本医科大学の跡地を利用した再開発事業が行われています。

この場所には以前、日本医科大学があったのですが、2014年に武蔵境に移転。

跡地には2026年竣工予定の地上50階建てのマンションが建設中です。

日本医科大学 武蔵小杉病院。

武蔵小杉には子どもから高齢者まで幅広い年代の人たちが暮らしていますので、総合病院の存在は、とても助かると思います。

木調の校舎がおしゃれな川崎市立小杉小学校。

今後、武蔵小杉に暮らす児童がさらに増加することを見込んで2019年に開校しました。